久しく漫画に「すごい」と評価できる作品に出会わなかったが、ふくしま政美さんのこの作品には、すごいとしか言いようがない。すごいを分析、検証しても意味がない。松文館の貴志社長から配信前の作品を見せてもらったが、長髪の主人公には今の日本を見据えた、無常の美がある。ポストバガボンドはこれで決まった。紙で読みたい。体調の関係で手塚文化賞には出席できないが、辰巳さんや丸尾さんなど、ほぼ同世代の作家が、健闘しているのをみると励みになります。授業の合間にふくしまさんに電話をいれたら、「これからもっと面白くする」と意気軒昂でした。